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慢性的な腰痛

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腰痛の種類

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腰痛は多くの人が経験する一般的な症状であり、まったく腰痛を感じたことがないという方は少ないかもしれません。
腰痛は、その持続期間によって大きく「慢性」と「急性」に分類されます。慢性腰痛は3か月以上続くことがあり、一方の急性腰痛は通常、数日から数週間で改善します。
また、「腰痛診療ガイドライン2019」では、腰痛の原因として内臓由来や血管由来、心因性など、一見するとあまり馴染みのない要因も挙げられています。かつては腰痛の約85%が原因不明とされていましたが、近年では生活習慣の多様化により、長時間のスマートフォン使用なども新たな要因として報告されています。
このように、腰痛の原因はより複雑化しており、特定して改善することは容易ではありません。

椎間板ヘルニア

椎間板の一部が飛び出し、神経を圧迫することで痛みが生じます。急性と慢性の両方があります。 急性椎間板ヘルニアは急に発症し、重いものを持ち上げた際などの負荷によって引き起こされることがあります。 慢性椎間板ヘルニアは痛みやしびれが長期間続く場合です。発症後に徐々に痛みが軽減されても、症状が残ることがあり、時間と共に悪化することもあります。

脊柱管狭窄症

脊柱管が狭くなる状態を指します。脊髄や神経が圧迫され腰痛だけでなく背中の痛みや下肢のしびれ、足の筋力低下などが引き起こされます。

筋筋膜性腰痛

ぎっくり腰・慢性腰痛など、さまざまな腰痛が分類されます。筋肉や筋膜の緊張が主な原因です。 通称「ぎっくり腰」は正式名称「急性腰痛」といい、突然腰に強い痛みが走る症状で、多くの場合、重い物を持ち上げたり、急な動きをした際に発症します。 慢性腰痛は文字通り慢性的な腰痛です。原因が様々なため特定の要因が見つからない事が多いです。

その他の要因

先述の通り、内蔵由来、血管由来、心因性など関連がなさそうな要因が腰痛の原因となっているケースがあります。 その中には「腹部大動脈瘤」という重篤な例も報告されています。 大動脈の血管壁がはがれて背骨に向かってコブ状に膨らんだ為、腰痛を発生させていました ただのぎっくり腰だと思っていたが、実際は命の危機だったというケースです。

慢性的な腰痛との付き合い方

慢性的な腰痛との付き合い方のイメージ画像

長く慢性的な腰痛を患っている患者様にとってはすでにご存じの内容かもしれませんが、痛みに即効性のある治療法はなく、症状が強い場合には鎮痛薬を一時的に使用することも選択肢の一つです。
腰痛の根本原因として、腰回りの筋肉の衰えや硬直が関係していることが多く、改善には時間がかかります。そのため、日頃から適度な運動やストレッチを取り入れることが効果的です。しかし、痛みが強いと運動すること自体が負担となり、一度痛みが出ると悪循環に陥り、症状がさらに悪化してしまうことも少なくありません。
腰痛が生じた際は、まず安静を心がけ、痛みが落ち着いてから予防のために運動習慣を取り入れることが望ましいでしょう。

日常生活における腰痛対策

腰痛を予防するためには、日常生活の中で意識的に対策を講じることが大切です。特に、重いものを持ち上げる際の姿勢には注意が必要で、ぎっくり腰を経験したことのある方なら、その重要性を痛感されているかもしれません。

正しい姿勢

長時間のデスクワークが多い現代人にとって、正しい座り姿勢を意識することは腰痛予防の重要なポイントです。腰をしっかり支えるクッションや適切な椅子を使用し、背中を椅子に密着させた状態で高さを調整することで、腰への負担を軽減できます。 また、立ち姿勢では背筋を伸ばし、肩の力を抜くことが大切です。長時間同じ姿勢を続ける場合は、適度に休憩を取り、こまめに体を動かすよう心がけましょう。

重いものを持ち上げる際

膝を曲げて腰を落とし、背筋を伸ばしたまま物を持ち上げます。 こうする事によって、腰にかかる負担を軽減できます。状況に応じて補助具を活用したり、無理せず周囲の助けを借りることも重要です。

適度な運動やストレッチ

定期的な運動は、腰周辺の筋肉を強化し、痛みの予防に効果的です。さらに、後述するストレスの軽減にも役立ちます。腰痛の原因は腰だけでなく、背中やお尻、太ももの筋肉にも関係していることがあるため、どの部位を重点的に鍛えるべきかを確認することが大切です。

ストレス管理

「腰痛の原因」としてはやや違和感のある表現かもしれませんが、ストレスによって筋肉が緊張し、それが腰痛の一因となることがあります。心身をリラックスさせることは、腰痛の予防に大きな効果をもたらします。