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ヘルニア

hernia

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ヘルニアの原因

ヘルニアとは、体内の臓器などが本来あるべき位置から「脱出・突出」した状態を指します。この言葉はラテン語の「hernia」に由来し、「隆起」や「突き出し」を意味します。
よく耳にする「椎間板ヘルニア」は、背骨のクッションの役割を果たす椎間板が飛び出した状態のことを指します。ヘルニアにはさまざまな種類があり、鼠径(そけい)ヘルニア、大腿(だいたい)ヘルニア、腹壁瘢痕(ふくへきはんこん)ヘルニア、臍(さい)ヘルニアなどが代表的です。特に鼠径ヘルニアは「脱腸」とも呼ばれ、こちらの名称の方が馴染み深い方も多いでしょう。
ヘルニアは、患部の神経が何らかの理由で圧迫されることで発生します。加齢や遺伝が要因とされますが、特に加齢による影響は見逃せません。年齢とともに筋肉や結合組織が弱くなり、外部からの圧力に対する抵抗力が低下するためです。
椎間板ヘルニアの場合、重いものを持ち上げる、体をひねるといった何気ない動作が椎間板に負担をかけ、発症の引き金となります。また、喫煙習慣による影響も指摘されており、喫煙により毛細血管が収縮すると椎間板への栄養供給が不足し、ヘルニア発症のリスクが高まります。

椎間板ヘルニアの前兆

椎間板ヘルニアの前兆として、突然の激しい痛みやしびれが現れることがあります。特に、体を動かした際に痛みが強くなるのが特徴です。
発症が多い椎間板ヘルニアでは、以下のような症状が前兆として見られることがあります。

  • 朝起きる時に腰に痛みを感じる。
  • 咳やくしゃみをした際に腰に痛みを感じる。
  • 腰やお尻にも痛みを感じる。
  • 太ももの裏(ハムストリングス)に張ったような痛みを感じる。

日常で出来るヘルニアの予防法

日常で出来るヘルニアの予防法のイメージ画像

首や腰などの患部に負担をかけない姿勢を意識して生活することが大切です。特に、患部を支える筋肉を鍛えたり、柔軟性を高めるストレッチを取り入れると予防に効果的です。
長時間同じ姿勢をとらなければならない場合は、コルセットなどを活用してサポートするとよいでしょう。
また、意外かもしれませんが、鼠径(そけい)ヘルニアの場合は便秘の解消も予防につながります。腹圧が過度にかかることで発症しやすくなるため、排便をスムーズにすることも重要です。
再発防止のためには、危険な姿勢を避けることに加え、負荷に耐えられる体づくりを心がけることが大切です。

正しい姿勢の維持

正しい姿勢を保つことは、背骨や腹部への負担を軽減し、ヘルニアの予防につながります。特に長時間同じ姿勢でいる場合は、定期的に体を動かすことを心がけましょう。
デスクワークや長時間の運転をする際は、適切なサポートを利用し、姿勢を意識することが重要です。

適度な運動を行う

筋力を維持するために、適度な運動を行うことも重要です。特にコアマッスルを鍛えることで、体の安定性を向上させ、ヘルニアのリスクを減少させます。
定期的な運動は、健康全般に良い影響を与えるだけでなく、筋肉を強化し、柔軟性を高めます。
運動は、ウォーキングやヨガ、スイミングなど、身体に過度な負荷をかけないものがおすすめです。
運動を始める際は、無理をせず、自分のペースで進めることが大切です。

重い物を
正しく持ち上げる

よく言われることですが、重い物を持ち上げる際は腰を曲げずに膝を使い、体に負担をかけない姿勢を意識しましょう。また、無理に重い物を持ち上げないことも大切です。
持ち上げる際の基本は、物を体の近くに保ち、ゆっくりと動作を行うこと。急な動作は筋肉や関節に余計な負担をかけるため、注意が必要です。